〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-16 F&Fビル(コピス吉祥寺A館)2階

こんなお悩みありませんか?

金属アレルギーと診断されたが、どのようにすればいいかわからない

皮膚科で金属アレルギーと診断された場合、当院では金属を一切使用しないメタルフリー治療をおすすめしています。
具体的には、現在使用している金属製の歯科材料を、メタルフリーのものに交換するという処置です。

これまで歯科材料に使用されている金属は化学的に安定しているものであり、人体に影響は基本的にありません。
しかし、近年歯科用金属が原因と思われるアレルギー症状を訴える患者様が増加傾向にあるのも事実です。

歯科用金属が原因のアレルギーは、口腔内の金属に体内のタンパク質が反応し、症状が現れます。
金属そのものがアレルギーの原因となるのではなく、唾液などで溶けだした「金属イオン」が体内のタンパク質と結合し、それを「異物」と判断した身体が拒絶反応を引き起こすことが、金属アレルギーの原因となっているのです。

歯科用金属が原因のアレルギーは、治療直後に発症するとは限りません。
長年原因不明のアレルギーで悩まれている方が、実は金属アレルギーだったというケースもあります。
体調不良が続いている場合は、一度歯科材料が原因ではないか疑ってみるのもいいでしょう。

当院では金属・歯科アレルギー専門外来を設置していますから、専門的な見地から、口腔内の歯科材料に起因する症状を検証し、安全性、機能性、そして審美性の高い治療を検討し、患者様にご提案することが可能です。

金属アレルギーと診断された、または金属アレルギーかもしれないと感じたら、一度ご相談ください。
歯科治療に限らず、日常生活において注意すべき点なども説明しながら、治療を進めさせていただきます。

歯科治療をしてから、体調が思わしくない

歯科治療で金属を入れた直後の体調不良は、金属アレルギーを疑う必要があります。

「義歯や詰め物の金属材料が原因」というと、口腔内にアレルギー症状が出るイメージをするかもしれません。
しかし、場合によっては手や足、背中といった全身にアレルギー症状が出現するケースもあります。
そのため、当院では口腔内に限らず、全身症状も把握しながら、治療を進めます。

金属アレルギーの場合「アクセサリーをつけると、肌が荒れるから多分金属アレルギーなのだと思う」というような、自己診断される患者様が多くいらっしゃるのですが、当院では必要に応じて専門医である皮膚科の受診をまずはお願いしています。
というのも、皮膚科で金属アレルギーと診断された場合、保険適用内で対応可能な治療もあるためです。

金属アレルギーの一般的な治療法である「メタルフリー治療」には、費用もかかります。
精神的・費用的に負担を感じられる患者様も多くいらっしゃる治療ですが、「保険適用内で苦しいアレルギー症状を改善し、美しい見た目も手に入れることができる」となれば、患者様に少しでも前向きな気持ちで治療に取りくんでいただけるのではないでしょうか。
少しでも不安を軽減し、適切な治療を行うためには歯科医だけでなく、専門医による診断が必要です。
原因を突き止めることが、治療への第一歩となります。

口内炎が治りにくく、皮膚にもトラブルがある

「口内炎が治りにくい」「皮膚トラブルが続いている」といった悩みを抱える患者様は、多くいらっしゃいます。
歯科医師としては、まず患者様が「口内炎だ」と自己診断されているものが本当に口内炎か、見極めることが重要です。
また、歯科治療とは無関係に見える手足などの皮膚トラブルも、実は歯科治療が原因となっているケースもあります。

当院では、患者様の抱えているお悩みを、口腔内に限らず全身状況を併せてチェックすることで症状を見極め、必要に応じて口腔外科や皮膚科の受診をおすすめしています。
正確な診断が下されたうえで治療を行うことで、患者様にとってリスクの少ない、より安心な治療ができますし、場合によっては保険を利用することも可能です。

アレルギー症状が出ているけれど、原因が特定できないとお困りの方は、一度ご来院ください。

銀歯のイメージがよくないので白い歯にしたい

「審美的な観点から、銀歯を白い歯にしたい」と相談にいらっしゃる患者様は、大変多いです。
え決められるようにご提案いたします。

口元の見た目を美しくしたいというご要望と、患者様の歯の状態やライフスタイルをヒアリングしたうえで、ベストと思える選択肢を患者様と一緒に導きだすことが歯科医師の役目です。
これまで患者様が治療してきた箇所すべての金属を取り換えるのが、必ずしも最善策とは限りません。
ご予算と症状に合わせて、最善と思われる治療計画を提案させていただきますので、患者様ご自身が納得できる方法をお選びください。

歯科治療でどんな素材を選べばいいかわからない

虫歯を削った後、詰め物では対応しきれない場合には人工歯として「被せ物(クラウン)」を使用します。
多くの場合は、歯科医が歯の状況に応じてベストな素材を選び、治療を行うのが一般的な流れです。
しかし、金属アレルギーや審美的な観点からメタルフリー素材を選ぶ場合は、素材の特性を理解し、検討する必要があります

ここでは、メタルフリー治療に用いる代表的なクラウンの素材を紹介します。

■セラミック
セラミックは陶磁器のような焼き物の一種で、以下のような特徴があります。

・歯の自然なグラデーションや透明感を再現でき、天然の歯とほとんど見分けがつかない
・唾液を吸収しないため、口臭の心配がない
・変色しない
・金属の被せ物と比べると、耐久性は落ちる
・保険適用外のため、費用は高い

■ジルコニア
ジルコニアはセラミックに分類される素材で、人工関節などにも用いられています。
ジルコニアには以下のような特徴があります。

・生体親和性が高く、安全性が高い
・ジルコニア自体は金属元素だが、これまで金属アレルギーを発症した事例はない
・パール色のため、目立つ
・クラウン治療の場合、金属とほぼ同等の強度がある
・保険適用外のため、費用は高い

上述したとおり、ジルコニア性のクラウンは金属同等の強度があります。
しかし、歯を失った場合、両隣の歯を土台として橋を架けるように人工歯を被せるブリッジ治療では、ジルコニア性のブリッジが割れたというレポートが上がっています。
そのため、当院では「厳密には金属と同等の強度とはいえない」と考えています。

■ハイブリッドセラミック
ハイブリッドセラミックはレジンとセラミックの複合体です。
ハイブリッドセラミックには、以下のような特徴があります。

・周囲の歯への影響が少ない
・材質的にはレジンに近い
・経年変化で変色やすり減りが起こる
・保険適用のため費用が安い

歯の状態や位置、症状、患者さんのライフスタイルによって、おすすめする素材は違います。
治療前にしっかりとカウンセリングを行い、患者様にとってベストな素材選びをお手伝いいたしますので、納得できるまでご相談ください。

歯科材料によるアレルギーかもしれない

金属アレルギーであっても、自覚がないケースが実はとても多くあります。
金属アレルギーを疑う一つの基準は口腔状況や肌の荒れ具合、手や足に発疹がないかといった全身症状です。

<顔や口腔内に起こる症状>
・口内炎
・歯肉炎
・口唇炎
・舌炎
・口腔扁平苔癬(こうくうへんぺいたいせん、口腔粘膜における慢性的な角化異常家宅か以上を伴う病変のひとつ)

<全身の起こる症状>
・アトピー性皮膚炎
・接触性皮膚炎
・扁平苔癬
・皮膚そう痒症
・ステロイド皮膚症
・脱毛症
・掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう、手のひら・足の裏、その周辺にできる小さな水疱)

歯科材料による金属アレルギーというと、口腔内にのみ発症するイメージを抱く方が多いかもしれません。
しかし、実際にはアレルギーの原因となる金属イオンが血液に溶け出し、全身に循環するため、手や足、背中などにも症状が出るのです。
当院では全身状況もしっかりと把握し、チェックしながら必要に応じて皮膚科受診をおすすめし、金属アレルギーであることが判明したら、金属の除去を行う流れで治療を進めています。

最新の歯科治療・審美治療を受けたい

アキュラデンタルクリニックでは、金属を使用しないことで美しい見た目と機能性を実現する「メタルフリー治療」を積極的に行っています。

先代の「飯塚歯科医院」から引き継ぎ、2010年に開院して以来、これまで培ってきた技術や経験、そして最新機器を活用して、患者様お一人おひとりにとって最善となる治療を実践してきました。
現在も、所属する学会などのセミナーや講習会に積極的に参加し、最新技術や知識を身に付け、技術向上に取り組んでいます。
2022年6月より公益社団法人武蔵野歯科医師会の理事にも就任し、地域の皆様の歯の健康を守る活動により一層力を入れています。

最新の歯科治療・審美治療を受けたい方は、一度ご来院ください。

治療した歯を長くお使いいただくために

治療した歯は人工物ですから、天然の歯とは違い、破損することもあります。
日ごろのお手入れや扱い方によって、どのくらいの期間使用できるかは異なりますから、治療した歯を長くご使用いただくためのお手入れやメンテナンスについても、しっかりとサポートしていますので、ご安心ください。

歯科材料は、患者様の口腔状況や、治療する歯の状況、ライフスタイルによって、ベストとなる素材は変わります。
一概に「この素材がベストです」とは言えない、ということです。

患者様が何を一番大切にしたいと考えていらっしゃるのか、耐久性なのか、審美性なのかによっても、選ぶ素材は変わります。
そして、どの素材も扱い方次第で、使用できる期間も違ってきます。

歯の状況や患者様のご希望、ご予算などをしっかりと伺ったうえで治療方針をご提案し、患者ご自身がベストと思われる方法を選び、治療を行うことが当院の願いです。
審美性・精度ともにご満足いただける治療をご提案いたしますので、歯のお悩みを抱えている方はぜひ一度ご来院ください。

Page Top

tel
アクセス